今日、TOCANAで、私が執筆した記事が掲載された。
『【衝撃】日本の原発はすべて“聖地”に建設されている!? 日本殲滅の意図があるのか、それとも… 徹底分析で見えた真実とは?』と題したもの。
「えっ?」と、誰もがびっくり仰天するタイトルでしょう。
「そんなバカな」と。
でも、本当に「バカな」だったら、私はいくらお金を積まれても書きません。
たしかに大胆な仮説の部分はあるけれど、有り得ると思うから紹介しています。
TOCANAの記事
まだ殆どの人は「何のこっちゃ?」でしょう。
実はこのネタ、編集部からの依頼でした。
でも、当初の内容は、日本民族を殲滅させる意図があるという陰謀論的なものでした。
それは、どうしても受け入れられなかった。
それで、受けるかどうか悩みに悩んだ。
そして色々と調べてみる過程で、別の発見をしてしまった。
それは…?
まあ、TOCANAの記事を読んでみてください。
原発の近くに諏訪神社あり
というわけで、原発は諏訪神社がある土地に建てられることが非常に多いことがわかった。
でも、「諏訪神社は日本に非常に多いから、原発の近くだけでなく、どこでもあるのではないか?」
そういう意見が出そうです。
でも、それを言うならば、諏訪神社よりも数が多い神社はいくつもあります。
日本の神社数ランキングは、下記のようになる。
第1位:八幡系 7817社
第2位:伊勢系 4451社
第3位:天神系 3953社
第4位:稲荷系 2924社
第5位:熊野系 2693社
第6位:諏訪系 2616社
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というわけで、諏訪神社の数は6位で、1位の八幡神社系の約3分の1にすぎない。
でも、たしかに多いということは言える。
ところで、この記事はまったく急ぎではないので、原稿は遅くなっても良いと担当編集者から言われていた。
それにしては、他に未掲載の原稿よりも先に掲載された。
もしかすると、今「希望の党」とかの絡みで「脱原発」が争点になっているから、タイムリーということで優先された?
ちょっと脱線するけれど、あの党の「脱原発」志向はかなり怪しい。
まあ何というか、小池さんも日本会議で、同じ穴の何とやら?
福島原発周辺の諏訪神社
ここで紹介した「聖地」である原発の中で、特に諏訪神社が密集しているのが、福島と新潟だ。
まず、下記のマップでは福島県の福一・福二原発とその周辺の諏訪神社の位置を示している。
原発の周囲に、どれだけ諏訪神社が多いか、一目瞭然でしょう。
まるで原発を囲むように建っている。
この2つの原発の中間地点にあるのが、島県双葉郡の熊川諏訪神社。
上で「ある」と書いたけれど、原発事故で無残な姿になってしまった。
上記の写真のように、壊れた鳥居だけが残っていた。
この写真はGoogleストリートビューからのものだが、無人地帯だから、その後も変わりはないだろう。
3.11の原発事故に先立つこと6年前。
私はこの神社で、無心に原発事故の鎮静を祈っていた。
いま考えると、もっと心を込めて祈るべきだった…といっても、もう遅い。
すべては終わってしまった。
日本に原発があるばっかりに。
柏崎刈谷原発周辺の諏訪神社
次は、新潟県柏崎市の諏訪神社。
ご覧の通り、原発が諏訪神社に囲まれている。
新潟県も諏訪神社が異常に多い。
その理由として考えられているのが、諏訪大社のご祭神である建御名方神が越の国の女神「沼河比売」(ぬなかわひめ)の子でああるためだ。
建御名方神は、新潟県から姫川をさかのぼって諏訪に入ったとされている。
極めてプライヴェイトな体験と原発に対する訴え
こうして、そもそも諏訪大明神は原子力や原発とは何ら関係はないが、海辺に多く祀られているために、水をも司る神ということで、原発も護っていただこうということになってのではないか。
あくまでも推測だが、私はそう考えたのだ。
TOCANAの記事の後半は、私の極めてプライヴェイとな体験を綴っている。
最初に記事の構想を担当編集者に伝えたときに、これは没になっても仕方ないという想いだった。
だが、面白いということで通ったという経緯がある。
それに加えて、自分の原発に対する想いを、記事中で訴えた。
そもそも、「この地震大国に原発を建設するなんて、おかしいでしょう?」と
というわけで、色んな意味で異例な内容を含んだ記事となりました。
読者の方々が、原発とか諏訪大明神のこととか、いろいろなことを考えるきっかけになったら嬉しいです。
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4年前にタイへ帰省した時に。他に姉が一人いて男なしの5人姉妹!お父さんは既に故人に。4 years ago in Thai.