日本の世見者(予言者、予知能力者)である松原照子氏がブログなどで世見(予言)していた内容のうち、東日本大震災の地震・津波・原発事故などについて世見していたもので、的中したものを紹介しています。
また、いまだにネット上でブログ記事捏造説が見られますが、それが誤りだという証拠となる情報も追記しています。
【目次】
2009/08/26:ナスカプレートが動き始めた
◎世見
<世見> 2009/08/26
地震も M10は起きる周期に入りました。
津波も28mもの高さで襲う日も近いでしょう。ナスカプレートが動き始めたのを 指が察知しています。
ここが大きく動くと 太平洋を横断して日本にもやって来ます。
【中略】
津波の高さは10m いやもう少し高くないかもしれない。
でも 5mと言う事はないように思われる。
その日は5年以内?
こんな不安な気持ちがあります。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
◎コメント
津波の高さは、岩手県大船渡綾里・白浜で26.7mだった。
また、津波の遡上高(津波が斜面を駆け上った高さ)では、宮城県女川町沖の無人島・笠貝島で43.3mだったことがわかっている。
2010/03/18:大津波
◎世見
2010年03月18日 核戦争
近々 地面を揺らすだけでは終わらず 大噴火や 大津波が続出する事だろう。
【中略】
その日は 「この2~3年の間にやって来るのでは」と思い始める。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
2010/06/25:石巻
◎世見
2010年06月25日 石巻
太平洋プレートが日本に向かって動きフィリピン海プレートが押され日本を押し上げる。
相模湾、伊豆半島、神奈川、静岡を動かすこの動きは新潟まで影響を与える。
もちろん 関東甲信越 千葉も揺れることだろう。
太平洋側は 今からも油断が出来ない。
「石巻」
この地名が浮かんだ。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
◎コメント
ここでも、津波で甚大な被害が出た「石巻」の固有名詞が出ている。
大震災の8カ月も前のことだった。
2011/01/06:チェルノブイリは他国の事ではない
◎世見
<世見> 2011/1/6
Date: 2011.01.06 | Category: 世見, 地震・自然災害 | Response: 1
太平洋側はよく揺れる
満潮と重なると、かなり大きな津波が本土に来る
これからが冬本番、雪が人々を苦しめる
今年は 原子力発電所の事を 忘れてはいけません。
現在 稼働中の原子炉って 幾つあるのだろうか?
55くらいあったとは思うのですが 皆様も関心を持っておられるようにお願い致します。
チェルノブイリ事故は他国の事ではありません。
使用済みの核燃料の始末はどうなっているかもです。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
◎コメント
2011年3月11日の東日本大震災の際に発生した福島第一原発の事故のことを示唆していると思われる。
2011/01/11:鉄塔位が傾いている
◎世見
<世見> 2011/1/11
鉄塔が傾いています。
それと こんな時期に停電?
寒さの記録も出そうだし 雪の為に孤立しているのも見えてしまいました。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
◎コメント
これは、東日本大震災の際に東京タワーのてっぺんが歪んだことなのだろうか。
また、被災地はもちろん停電したし、東電の計画停電のこととも取れる。
そうだとすれば、大震災の2ヶ月前に世見していたことになる。
鉄塔が傾くということは、大きな地震でもない限り通常は見られないことだろう。
2011/01/22:胸騒ぎ
◎世見
2011年01月22日 <独り言>
今年に入って胸騒ぎがしてならなかった
アァ ついに我国も大災害の壺に嵌ったのかと・・・
あの なんとも言えぬ不安は 少し落ち着いたものの 未だスッキリ感が消えません。
5年って 短いのか永いのか 分かりませんが
そんなに遠くない ある日 来るのは間違いありません。
それは地震なのか 大洪水なのか 津波かもしれません。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
2011/02/04:原子力発電所
◎世見
<世見> 2011/2/4
Date: 2011.02.04 | Category: 世見, 地震・自然災害 | Response: 1
【中略】
今は地球のお心なのか この核施設や原子力発電所には天災を避けてくれていますが いつ地球のお心が変わるか分かりません。
その日が近付いている そんな思いにもなります。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
2011/02/16:陸前高田・釜石
◎世見
<世見> 2011/2/16
【中略】
やはり太平洋側は動く気配がムンムンしています。
「陸前高田」と云う地名が声にならない会話を 自分にしています。
どこにあるのだろうと 探してみると 見付かった。
指で感じ取ろうとしたが 期待ほど感じなかったが 釜石辺りが赤く見えた。
東和と書かれている場所辺りが気になった。
今度揺れると広範囲に思える。
岩手・秋田・山形・宮城・福島・茨城 これだけ書けば当たるだろうと思える県名だが 書かずにはおれない思いになります。
目の前に5の数字が先程から見えて仕方がない。
千葉も 神奈川も近く揺れると思われるし 東京・埼玉も「なんだこれ」私がおかしいのか群馬も 栃木も 長野も いつ揺れてもおかしくない事を地図は語ってくれているだけに 私自身 今日は地図を見る力が薄れているのかと 心配になってしまうくらいだ。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
◎コメント
3.11を予言していたとして、最も有名になったブログ記事。
ここでは、「陸前高田」「釜石」「東和」というピンポイントの地名が出てくる。
陸前高田と釜石については、東日本大震災の津波で大きな被害が出たところだった。
東和については東北に複数の候補があり、どこかは不明だ。
2011/02/20:宮城県
◎世見
●<世見>2011/02/20
今年も宮城県やその周辺の県は良く揺れる事でしょう。
日本海側より 太平洋側が揺れる年になると思います。
(松原照子、ブログ「幸福への近道」より)
東日本大震災の世見を事前に読んでいた人々
以下に、2011年2月16日の「陸前高田」「釜石」などが固有名詞で登場する松原氏のブログ記事を事前に読んでいた人々の例を紹介する。
「あほうどりのひとりごと」のブログ主 2011/02/16
松原照子さんのブログ記事を日々転載していることで知られるブログ「あほうどりのひとりごと」。
そのブログ主であるkikiさん(女性)は、例のブログ記事を事前に読んでいたと公の場で公言する数少ない一人です。
私も以前から、本人にメールでその旨を聞いていました。
下記のブログ記事の注釈としてkikiさんが書いています。
「僕と磁石と乾電池」2013/11/11
実際に、僕は松原さんの記事を読んで・・・正直、胡散臭い内容だとは思いながらも『陸前高田』と『釜石』という地名が記憶に残っていたのでした。
うぇぶ魚拓:
「龍王の娘、白銀龍 ちずこが 『ゆた』 『神人』 の波動にのって世界を飛ぶお話です。」2011/05/11
検索エンジンで自分なりに検証してみて、2011年3月11日より前にブログ記事が他サイト上で転載されていることを確認した。
http://chi1004.ti-da.net/e3542674.html
うぇぶ魚拓:
wantonのブログ「あるサイトを批判するのは相当な覚悟が必要!」2015/12/11
「真実を探すブログ」(当時の名称)が、松原氏の記事は捏造だと主張していることを批判したもの。
著名な東海アマ氏もブログ記事を事前に読んでいたことを紹介している。
(東海アマ氏のTwitterはその後に凍結された)
まとめ
いまだに、松原照子さんの東日本大震災の予言ブログは、地震発生後に捏造されたものだという説がネット上で多数見受けられます。
私は、50年近く超常現象を研究してきて、また25年間にわたりソフトウエア開発に携わってきたSEとして、関連のブログ記事を徹底的に検証し、これらのブログ記事にはまったく捏造が見られないという結論に達しました。
「捏造した」という根拠は、大震災の翌日2011年3月12日に、問題となっている2011年2月16日の記事のタイムスタンプが修正されたということです。
しかし、実際はブログの「カテゴリー」が変更されただけであり、本文は一切変更されていないことを私は自分で確認しました。
捏造説を支持する人は、だいたいITの知識が不十分な場合が多いようです。
だからこそ、安直にそのような結論に達するのだろうけれど。
また、「捏造」だと問題となっている2011年2月16日の記事以外にも、このページで示したように、東日本大震災の地震・津波・原発事故を世見するようなブログ記事が多く書かれていて、これらがすべて事後に捏造されたとするのは、非常に無理があり、そこでも捏造説は論理破綻すると思われます。
本当に捏造を証明したければ、それぞれのブログ記事について「証拠」を示さなければ説得力はないでしょう。
しかも、2011年2月16日の「陸前高田」「石巻」といった地名が登場するブログ記事を、大震災以前に事前に読んでいたという人々を何人か、個人的に知っています。
Facebookの友達には、少なくとも2人います。
【参考】